現代の恋愛・婚活事情は多様化しています。
マッチングアプリや婚活サービスが身近な存在となり、出会いの手段が増えましたが、一方で失敗や後悔、驚くような“婚活事件”も増えています。
その中でも今話題なのが「既婚者マッチングアプリ」というサービスです。
このアプリは、既婚者向けのマッチングアプリということで、表向きには「友人探し」ということになっていますが、実は不倫の場として使われているような印象を受けます。
実際に既婚者マッチングアプリを利用している人に話を聞くと、「ぶっちゃけ不倫目的で使っている人が多いと思いますよ」とのことです。
子どもを3人育てる主婦であるA子さんも、このアプリを利用しているようです。
彼女によれば、登録している男性は40代以降が多く、平日に会える相手としては時間に融通の利く経営者や自営業者が多いとのことです。
この既婚者マッチングアプリの月額料金は女性は無料で、男性は1万円ほどです。
A子さんによれば、登録している男性はハイステータスな人が多いようです。
「私がアプリを使い始めたきっかけはSNSでした。当時はマッチングアプリがまだ流行っていなかったので、遅れて興味を持つようになったんです」
とA子さんは語っています。
このように、現代の恋愛・婚活事情は多様化しており、既婚者マッチングアプリもその一つです。
ただし、このアプリを利用する人々の中には不倫を目的としている人も多いようです。
特に、夫婦関係で悩んでいたわけではなく、深刻な問題ではありませんでした。
正直に言えば、ただ単に「興味」があっただけです。不倫願望も現在はありません。また、本気で離婚を考えている登録者はほとんどいないと思います。
A子さんは、不倫を目的としてアプリを使い始めたわけではないと話していますが、デートを重ねている男性がいるようです。
もし関係がエスカレートすれば、不倫に発展する可能性もあります。夫にバレる危険性を考えたことはないのでしょうか。
A子さんは
「既婚者マッチングアプリは、普通の不倫よりもバレるリスクは低いと思います。マッチングアプリと銘打っていますが、実際にはアプリではなく、見たいときにだけ利用できるサイト形式になっているからです。また、本気で離婚を考えている人もほとんどいないと思います。お互いの家庭を大切にしながら関係を築けるのです。私は不倫願望は現在ないけれど、異性とたまにはおしゃれに出かけたいという願望はあります。ただし、早々に体の関係を求めてくる男性もいるので、どちらの意思次第ですね。もしも将来、私が本当に好きな男性に出会ったら、その時の状況によって判断するでしょう」
と述べています。
A子さんは平日の昼間にこっそりとアプリを使っています。
「婚活マッチングアプリより既婚者マッチングアプリの方がまだマシだと感じる」という、29歳の女性の本音もあります。
既婚者マッチングアプリについて、皆さんはどのような印象を持つでしょうか。
一部のアプリは「不倫を推奨するサービスではない」と明言していますが、やはり「不倫の温床」というイメージを持つ人も多いはずです。
もちろん、不倫は社会的に許されない行為であり、公序良俗に反します。
しかし、夫婦生活のマンネリや、セカンドライフを考えるなどの理由で、既婚者マッチングアプリに登録する人々が増えているのも事実です。
そんな中、婚活マッチングアプリを使っている独身女性からは、以下のような声が聞かれます。
「既婚者で男女の出会いを求めている方々には、ぜひ既婚者マッチングアプリを利用していただきたいです!」
と、B子さんは述べています。彼女はマッチングアプリを使用して、恋活や婚活を行っています。
アプリを利用して婚活をするアラサー女性たちの中には、意図せずに既婚者とマッチングしてしまった経験を持つ人も多くいます。B子さんもその1人です。
彼女がマッチングした相手は、C男さん(仮名/34歳/会社員)でした。
「C男さんは有名な私立大学を卒業した34歳で、大手シンクタンクで働いていました。1回目のデートは表参道のしゃぶしゃぶ店で、2回目のデートは都内のイタリアンレストランでした。大人の雰囲気で落ち着いたデートでしたね。2回目のデートの後、電車に乗る前に軽くキスを交わしました。関係は順調そうでした」
と、麻里亜さんは述べています。
しかし、B子さんは3回目のデートの前に「ある違和感」を感じました。
「2回のデートはいつも平日に行われていて、特に金曜日は避けて水曜日や木曜日が多かったんです。3回目のデートでは、もしかしてお付き合いするかもしれないと期待して土曜日にランチを誘い、映画に行こうと提案しましたが、彼から断られてしまいました」
と、B子さんは話します。
このタイミングで、B子さんは彼が既婚者ではないかと疑念を抱くようになりました。
「LINEでC男さんに『もしかして既婚者ですか?』と聞いたら、『そうだよ。分かってデートしてくれてるんだと思ってた(笑)』と当然のように言われました。その潔さに逆に笑ってしまいました。不倫を希望しているのであれば、なぜ婚活アプリに登録するのか、独身の真剣な婚活をしている女性を狙うのは非誠実すぎると思いませんか。時間が無駄になりました」
と、B子さんは語っています。
婚活を目的としたアプリにも、「不誠実な既婚者」が多く紛れ込んでいるのは、身分証明書1つで登録できるためです。
B子さんは、「体の関係を持つ前に相手が既婚者だと気づけて良かったです」と、めげずにマッチングアプリで婚活を続けています。最後に彼女はこのような本音を漏らしました。
「既婚者マッチングアプリを利用する男性は、C男と比べて非常にまともです。何事にも上には上が存在しますから、婚活マッチングアプリで独身の女性に対して嘘をついて接近する既婚者は、最も不誠実な男性と考えられます。いずれのカテゴリのマッチングアプリであっても、出会いを求めるために既婚者の利用が増えている可能性はあるのかもしれません。」
【まとめ】婚活アプリと既婚者アプリのメリットとデメリット
マッチングアプリは、異性と出会い、恋愛や結婚のパートナーを見つけるための便利なツールとして広く利用されています。しかし、その用途はさまざまで、婚活アプリと既婚者アプリは異なる目的を持っています。以下に、それぞれのアプリのメリットとデメリットを説明します。
婚活アプリのメリット
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真剣な出会い: 婚活アプリは、結婚を前提とした真剣な関係を求める人々が利用することが一般的です。したがって、恋人や結婚相手を探している人と出会いやすいです。
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プロフィール情報: 婚活アプリでは、ユーザーが自身のプロフィール情報を詳細に設定できます。これにより、相手を選ぶ際により適切なマッチングができるでしょう。
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マッチングの目的明確: ほとんどのユーザーは将来の結婚を考えているため、相手との関係を進展させる可能性が高いです。
婚活アプリのデメリット
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プレッシャー: 婚活アプリは結婚を前提とした出会いを提供するため、一定のプレッシャーを感じることがあるかもしれません。長期的な関係を築くために慎重な選択が求められます。
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競争: 他のユーザーと競争しなければならないことがあるかもしれません。特に魅力的なプロフィールを持つ人々にアクセスするために、自身のプロフィールを工夫する必要があります。
既婚者アプリのメリット
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カジュアルな出会い: 既婚者アプリは、カジュアルな出会いや浮気相手を探すために利用されることが多いです。長期的な関係を求めない場合、こういったアプリが適しているかもしれません。
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匿名性: 既婚者アプリはプライバシーに配慮し、匿名で利用できることが多いです。これにより、ユーザーは自身のプライバシーを保護しやすいです。
既婚者アプリのデメリット
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倫理的な問題: 既婚者アプリは既婚者同士や既婚者と独身者の出会いを促進します。これは倫理的な問題やモラルの違反を引き起こすことがあり、後々のトラブルを招く可能性があります。
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感情的なリスク: カジュアルな関係が深まることで、感情的なリスクが高まります。浮気相手との感情的な結びつきが強まることで、結婚関係に悪影響を及ぼす可能性があります。
選択肢は個人の目的や価値観によって異なります。真剣な恋愛や結婚を求める場合は婚活アプリが適していますが、カジュアルな出会いを探す場合は既婚者アプリを選ぶこともできます。ただし、どちらのアプリも慎重に使用し、倫理的な規範と相手の意向を尊重することが重要です。