日々忙しく過ごしていると、感謝の気持ちや小さな想いを、つい後回しにしてしまうことってありませんか?LINEやメールならすぐに送れるのに、なかなか言葉にできない。
そんなあなたにこそ、"手紙"という選択肢を提案したいんです。短文でも、字が上手じゃなくても大丈夫。手書きであるだけで、あなたの気持ちはぐっと深く伝わります。
最近では、InstagramやX(旧Twitter)など、情報の速さについていくのに疲れてしまう"SNS疲れ"を感じる人も増えています。そんな今だからこそ、手紙の持つ温かさや特別感が、より心に響く時代になってきました。
この記事では、30代女性のわたしたちが気軽に始められる"手紙の楽しみ方"を、わかりやすくお届けします。デジタル全盛の今だからこそ、手書きの力を再発見してみませんか?
SNSやチャットが主流の時代に、手紙は逆に新鮮です。受け取った相手は、「わざわざ書いてくれたんだ」という気持ちを感じ、特別感を覚えます。
実際に、文化庁が2022年に実施した「国語に関する世論調査」(出典:文化庁公式サイト)によると、「手紙でもらったメッセージは記憶に残りやすい」と答えた人は70%以上にのぼりました。対象は20代から60代までの幅広い年代で、デジタルよりも心に残る力があることがわかっています。
コミュニケーション手段 | 記憶に残る割合 |
---|---|
LINE・チャット | 約30% |
メール | 約45% |
手紙 | 約70% |
あなたも、ふとしたときに昔もらった手紙を読み返して、心が温かくなった経験がありませんか?手紙には、時を越えて気持ちを届ける力があるのです。だからこそ、今こそ手紙を書くことに価値があるのだと、わたしは思います。
手紙というと、長い文章を書かなきゃいけないイメージ、ありませんか?
でも実は、短くてもOKなんです。むしろ、伝えたい想いがぎゅっと詰まった短文は、読む人の心にまっすぐ届きます。
たとえば――
「いつも気にかけてくれてありがとう。あなたの一言に助けられています。」(友人へ)
「この前助けてくれて本当にありがとう。あなたがいてくれて心強かった!」(職場の先輩へ)
「最近忙しそうだけど、無理しないでね。応援してるよ!」(家族へ)
このように、文字数よりも、気持ちの濃度が大切なのです。相手に届けたい想いをシンプルに表現することこそ、心に響く手紙の秘訣です。
普段LINEを打つ感覚で手紙を書いてみましょう。かしこまらず、カジュアルに書くことで、手紙へのハードルもぐっと下がります。
ポイントは3つだけ。
難しい言葉は使わない
1~3文くらいにまとめる
心に浮かんだことを素直に書く
たとえば友だちへの手紙なら、
「最近会えてないけど、元気かな?またおしゃべりしたいね!」
くらいの軽さで大丈夫です。「改まらなきゃ」と思うと筆が止まってしまうので、まずは肩の力を抜いて、思ったままを書くことを意識しましょう。大切なのは"気持ちを届ける"こと。完璧を目指さなくていいんです。
◆>>テレビでも紹介されて話題の【シカケテガミ】
せっかく書くなら、少しでも印象に残したいですよね。簡単にできる工夫はこちら!
宛名をしっかり書く(「○○へ」だけでも気持ちが伝わります)
一言プラスする(「今日の空、きれいだったよ」など、さりげない近況)
最後に自分の名前を書く(「△△より」など。ぐっと親密感が増します)
この3つを押さえるだけで、あなたらしさが手紙に自然とにじみ出て、受け取った人の心に深く残るメッセージになります。たった一言の手紙でも、十分に温かさを届けることができるのです。
書き始めって、特に迷いますよね。そんなときのために、書き出し例をいくつかご紹介します。
「ふと思い立って手紙を書いています。」
「いつも支えてくれてありがとう。」
「最近どうしてるかな?元気にしてる?」
「急に寒くなったけど、体調崩してない?」
逆にNG例もご紹介しておきます。
「突然で恐縮ですが〜」など、ビジネスメールのような堅苦しい表現
カジュアルに、あなたの素直な気持ちからスタートすることが、手紙を温かいものにしてくれます。完璧な文章を目指すよりも、「気持ちが伝わるか」を意識してみてくださいね。
手紙にちょっとした工夫を加えると、さらに特別感がアップします。
シールを貼る(ワンポイントで可愛さアップ)
便箋を好きな色にする(気分も明るく)
小さなイラストを添える(絵が苦手でも簡単な花や星でOK)
例えば、無印良品やロフトで売られているシンプルな便箋や、北欧デザインのシールなどもおすすめです。見た目にもちょっとこだわるだけで、自分自身も書く時間がもっと楽しくなりますよ。
「手紙を書こう!」と思っても、どんな場面で渡すか迷いますよね。
おすすめシーンをまとめました。
シーン | 例文 |
---|---|
誕生日 | 「お誕生日おめでとう!素敵な一年になりますように」 |
日常の感謝 | 「今日もお疲れさま。いつもありがとう!」 |
引っ越し・異動 | 「新しい場所でも応援してるよ!」 |
ふと思い出した時 | 「この前の話、すごく嬉しかったよ」 |
"特別な理由"なんていりません。思い立った瞬間が、あなたの気持ちを形にする最高のタイミングです。どんな些細なきっかけでも、手紙を書くことで相手との距離はぐっと縮まります。
手紙を書くと、相手に喜ばれるだけじゃなく、自分自身にもいい影響があります。
感謝の気持ちに気づける
気持ちが整理される
ストレスが和らぐ
自己肯定感が高まる
実際、心理学の研究でも「感謝を表現する行動は幸福感を高める」と報告されています。たとえ短い手紙でも、心から感謝を伝える行動が、あなたの毎日をより豊かにしてくれるでしょう。書くことそのものが、自分の内側を癒す時間にもなるのです。
「何を書けばいいか本当にわからない…」そんなときは、自分に次の質問をしてみてください。
最近、その人に言えなかったことは?
ふとしたときに思い出すエピソードは?
その人のどんなところが素敵だと思う?
この3つの問いかけに答えるだけで、自然と"書きたいこと"が見つかるはずです。思い出の中にある小さなシーンを丁寧にすくい取るだけで、あなたらしい温かい手紙になります。焦らず、自分の中にある素直な気持ちを言葉にしてみましょう。
ここまで読んでくださったあなたなら、もう"手紙ってハードル高いものじゃない"って思えてきたのではないでしょうか?
大事なのは、完璧な文章よりも、あなたの"想い"。
まずは身近な人に、LINE感覚で一通。短くてもいいから、今の気持ちを届けてみませんか?
さらに、今日の帰り道に可愛い便箋やペンを買ってみるのもおすすめです。道具が揃うと、自然と書きたくなる気持ちが高まりますよ。
さあ、あなたはまず誰に手紙を書きますか?小さな手紙が、きっとあなたと誰かの心を、もっと温かくつないでくれるはずです。
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