先日、仕事帰りに立ち寄ったカフェで、同年代の友人と久しぶりに会って話をしました。夕暮れの空は少し春の匂いがして、ピンクがかった雲がゆっくり流れていました。ふとした時間にこそ心が緩むものですね。
でも、話題はやっぱり“婚活”。それぞれの道を歩んでいる私たちにとって、結婚は一つの大きなテーマです。
実は私も婚活歴3年。アプリ、婚活パーティー、結婚相談所と一通り経験してきました。でも、なぜかうまくいかない。「どうして結果が出ないんだろう?」と悩む日々。そんな時、気づいたのが、自分が思考や行動のクセで“婚活沼”に陥っていたということでした。
同じように悩む30代女性の誰かが、この記事を読んで「私だけじゃないんだ」と思ってくれたら嬉しい。そんな気持ちで、このブログを書いています。
婚活に迷う全ての方へ。小さな日常の中にある気づきや、行動を少し変えるだけで、婚活の景色はきっと変わってきますよ。
「年収600万円以上」「身長175cm以上」「35歳以下」…よく聞く婚活条件ですよね。実はこれ、昔の私が使っていたフィルターそのものなんです。でも、ある日ふと気づきました。それって、本当に“幸せ”に直結してるの?
ある結婚相談所で出会った男性。条件からは少し外れていたけれど、話していて自然体でいられたし、何より誠実な人柄に惹かれました。見た目や肩書きよりも、もっと大事なことがある──その時、ようやく気づいたんです。
【理想条件を持つ女性の割合(2024年・全国調査)】
条件内容 | 該当者の割合 |
---|---|
年収600万以上 | 62% |
身長175cm以上 | 48% |
年齢35歳以下 | 55% |
学歴が大学卒以上 | 42% |
非喫煙者で健康志向 | 38% |
このデータからも分かるように、多くの人が似た条件を掲げています。競争率が高い分、その分母からこぼれた“宝物”を見落としている可能性も高いのです。
「理想」は持っていてもいい。でも、「理想に縛られすぎていないか?」を定期的に見直すことが、婚活をスムーズにする第一歩だと思います。
30代に入ると、時間もお金も少し余裕が出てきて、自分磨きに力を入れる女性がぐっと増えますよね。私も最近は、自爪育成だけでなく、美顔器のポスポスやまつげ美容液を取り入れて、すっぴんでも少し自信を持てるようになってきました。
でも、ある日鏡を見ながら「私って、外見ばかり気にしてない?」と思ったんです。見た目を整えるのは素敵なことだけど、そればかりに意識が向いていると、相手にもつい同じものを求めてしまいがち。
「この人、服のセンスがイマイチ」「髪型がちょっと…」といった表面的な評価ばかりして、中身を見る“余裕”を失っていた自分に気づいた瞬間、なんだか切なくなりました。
たとえば、笑った時の目のシワ、ちょっと不器用な話し方、コーヒーをこぼして照れる仕草…。そんなところに、人間味ってにじみ出るんですよね。完璧じゃないからこそ、愛おしい。そう思える心の余裕を、自分にも持ちたいなと思いました。
婚活が長引くと、「なんで私は選ばれないの?」と、自分の存在価値に疑問を持ってしまうこと、ありませんか?
私もまさにそのタイプで、3回目のデートで突然連絡が途絶えたとき、まるで全否定されたような気分になりました。夜、ひとりソファで泣きながら「私、やっぱり魅力ないのかな」と自分を責めてしまいました。
でも、後から冷静になって考えると、相手にも理由があったかもしれないし、単にタイミングが合わなかっただけかもしれないんです。婚活は、“合う・合わない”の積み重ね。そこに“価値”や“優劣”を持ち込むと、自分が疲れてしまいます。
今は、結果がどうであれ「今日は自分らしくいられたかな?」を自問するようにしています。婚活は誰かに認めてもらうためじゃなく、自分が自分を大切にする過程だと思えるようになってから、心が軽くなりました。
「まだ30代前半だし、周りも独身多いし…」という“安心感”、それが油断のもとだったと気づいたのは、35歳を目前にしてからでした。
ある日、既婚の友人に「妊娠って40代から本当に難しくなるって、産婦人科の先生が言ってたよ」と聞かされた瞬間、胸がズキッとしました。実際、妊娠率は35歳を境に下がり始め、40歳を過ぎると急激に減るというデータもあります。
婚活のゴールは結婚だけでなく、その先の生活や家族計画も含めて考えるべき。年齢はどうしても、女性にとって無視できない現実なんです。
もちろん焦る必要はない。でも、「本当に子どもが欲しいかどうか」「そのためにいつ動き始めるべきか」は、自分で決めるべき大切な問い。私はその日から、真剣に未来の設計図を描き始めました。
「まだ結婚しないの?」「いい人いないの?」 職場や親戚の集まりで何気なく投げられるその言葉が、実は心にグサッと刺さる時ってありませんか?
私は昔、合コンで「聞き上手で優しそうな子」に見られたくて、わざと一歩引いたり、趣味を偽って話を合わせたりしていました。でも、偽った自分では、自然体でいられる関係なんて築けないんですよね。
ある日、「もっと自分を出してみよう」と決めてから、空気が変わりました。好きなものは好き、嫌なものは嫌って言えるようになると、それを「いいね」と思ってくれる人が現れたんです。
他人の視線より、自分がどんな人生を送りたいかを優先すること。それが、自然体でいられるご縁を引き寄せる鍵だと今では思います。
「本当に出会いがない…」それ、私も毎日のように言っていました。でも実は、自分の行動範囲があまりにも限定されていただけだったんです。
平日は職場と家の往復、休日はスーパーかお気に入りのカフェ。これじゃあ、誰とも出会えないのも当然ですよね。
そこで私は、まず習い事を再開しました。英会話スクールに加えて、近所の陶芸教室やランニングサークルにも参加。最初はちょっと緊張しましたが、新しい環境には、思いがけない出会いが待っていることを実感しました。
特に陶芸教室で、隣の席にいた男性と意気投合したときは、「行動した自分、よくやった」と小さく感動しました。出会いは、運ではなく“選択の先”にある。そう信じて、これからも一歩ずつ進んでいこうと思います。
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。
婚活は、心の浮き沈みや焦り、期待と失望の連続。でも、ちょっとした行動や考え方の切り替えで、大きく流れが変わることがあるんです。
最後に、この記事でお伝えしたポイントを簡単に振り返ります:
理想の条件に縛られすぎず、柔軟な視点を持つ
自分磨きはOK、でも相手の“人間らしさ”も大切に
婚活は自己肯定感の尺度ではない
「まだ大丈夫」の先にある“本音”と向き合う
他人の目ではなく、自分の価値観を優先
出会いの場は、自分で広げていける
私もまだ婚活中。だけど、前よりずっと心が穏やかです。幸せになるために、自分を愛する婚活をこれからも続けていきます。
あなたにも、心地よいご縁が訪れますように。
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