「素の自分」を恋人に伝えて受け入れてもらう方法について、恋愛の悩みを持つ人が多いです。
彼女らは本当の自分を見せることができず、それを見せると関係が終わってしまうことがあります。
例えば、見た目は可愛らしい雰囲気の女性ですが、実際には男っぽい一面やオッサンっぽい嗜好があり、付き合うパートナーには「女の子っぽい子だろう」と思われてしまいます。
付き合い始めは相手のイメージを保つために「女の子っぽく見せよう!」と頑張りますが、時間が経つにつれて本当の自分が露わになり、相手に幻滅されて別れてしまうこともあります。
また、サバサバした姉御肌のように見られているため、恋人に本音や弱音を打ち明けることができません。
このような悩みを抱える人は意外と多いです。
自分でも気づいている「素の自分」でいることに勇気を持ちましょう。
こういったギャップに悩む人が多いですが、解決方法は実は簡単です。相手に早めに本当の自分を打ち明けることです。
好きな人にはいいところを見せたいと思うかもしれませんが、相手に見せるイメージと「本当はこんな人なんだ」という自分の開きがあること、そして自分でもその違いを認識していることを考えると、無理に取り繕った自分を見せることは長続きしません。
だったら、「自分は本当はこんな人なのだ」と自分自身で認め、それを相手にも伝えるべきです。
その時に大切なのは、「実は私は中身がちょっとおじさんっぽい部分もあるんだけど、でも好かれたいし、最初は女の子らしく見られたいと頑張っちゃうんだ」という
理念を伝えることです。
なぜなら、最初から「あなたの性格は私のイメージと違う」と感じてしまって離れてしまう人とは、結局長く続く恋愛関係を築くことはできないからです。
そのような相手と無理やりお付き合いをしても、自分だけが傷つく結果になるだけです。
本当の自分を打ち明けることを怖がってしまったら、何も始まりません。
相手の彼も、「外見が女の子っぽいのに中身がおじさんってギャップがあって面白いじゃん」と案外スムーズに受け入れてくれるかもしれませんよ。
「一緒に食事をすることは、素敵なチャンスがたくさんある」と言われています。
一緒に食事をするときは、自分自身を本当の自分のままで打ち明けることができるチャンスなのです!
ただし、「どのように伝えればいいのか?」というのが悩みの種だと思いますが、絶対に避けるべきなのは、面と向かって「実は私は~」といった重々しい切り出し方です。
それは大切な秘密をカミングアウトする場面ではないので、そんな重たい方法は避けましょう。
ポイント!!
例えば、男性がエッチな本を買う時に他の参考書や実用書に紛れ込ませてレジに持っていくように、情報は少しずつ相手に垣間見せていくことが重要です。
前述した「オッサンっぽい自分」を相手に伝えたい場合は、デートで食事をする機会を利用してみましょう。
お互いに付き合って少しずつ慣れてきたら、いつもオシャレなイタリアンなどに行くのではなく、「今日は何を食べたい?」と聞かれた時に、たまには居酒屋や焼き鳥屋、昔ながらの赤ちょうちんのお店などを選んでみましょう。
彼がこれまで知らなかったあなたに驚いたり、面白がってくれるチャンスです。
軽いジャブを打ってみてください。「イタリアンや創作和食も大好きだし素敵だけど、こういうカウンターの焼き鳥屋さんとか昔ながらの赤ちょうちんみたいなお店ってなんか落ち着くんだ~♪」など、さりげなくあなたのオッサンっぽさ(=素の自分)を伝えてみましょう。
ただし、お店の選び方でジャブを入れたからといって、メニュー選びで一気にオッサン趣味を出してはいけません。
相手に合わせて女の子らしい一面も演出できるあなたは、可愛らしい路線も楽しめるはずです。
しっかりとトマト串やシーザーサラダなども選んで様子を見ながら、「ちょっと渋いものを頼んでいいかしら?」と言って、モツ煮込みや塩辛、ホタルイカの沖漬けなど、渋いメニューをオーダーしましょう。
彼がその頃には場に馴染んでいて、私のオッサンっぽい一面に引かれることはないでしょう。
彼が「ずいぶん渋いのいくね~」と驚いても、私は和気藹々と「そうだよ~。オッサンぽいかな~と思うけど、こういうメニュー大好きなの~♪」「他にも干物や漬物も大好きだよ~♪」と話すことができます。
そして、最後は可愛らしい路線に戻って、甘いデザートを食べたいという女心も抱くことでしょう。
このように、一度に自分のオッサンっぽさ(つまり、本来の自分)を全て打ち明けるのではなく、何度かに分けて少しずつ表現していくのが良いです。
受け入れてもらえたのに一気に全てを見せると、相手も驚いてしまうでしょう。
すべてのことにはグラデーションが大切ですね。
「○○くんの前ではこんな一面も出せて嬉しいな♪」「やっぱり赤ちょうちんには普段あまり触れないから、普段は出せないことなんだよね♪」と、一緒に楽しめることを伝えながら、基本はジャブで少しずつアピールしていくのが良いです。
時折アッパーやストレートも交えていけば、相手も徐々に私のオッサンっぽさに慣れていってくれるでしょう。そして気づきましたか? オッサンを表現する際には会話の最後に「♪」を付けるというのもポイントです。
「相手にいじられたら勝ち!」というのは、相手を楽しませることができる素直な自分を大切にしようという意味です。
特に居酒屋は、オジさま向けのメニューもあれば、若い女子向けのメニューもあるので、自分の好みについて話すのもしやすい環境です。
このような機会をうまく活用して、少しずつ自分の好みや内面を相手に伝えることができれば、いつの間にか相手からからかわれるようになるでしょう。
相手が「オッサンメニューは頼まなくてもいいのかい?(笑)」とからかってくれるようになれば、成功です。
最初は可愛いものが飲みたいと言いながら、「でも、もう少し大人っぽいものも飲みたいかな?」とツッコまれて、「じゃあ、次はどうしようかな?芋?麦?」というようなやり取りも自然ですね。
ポイント!!
ゲームのような感覚で、「この段階をクリアしたから、次はもう少し強めのストレートを打ってみよう」というように、少しずつ自分の素の部分を相手に見せていって、お互いに楽しみながら進んでいけると素敵です。
そうすれば、相手にとってはとても楽しい雰囲気で受け入れやすくなりますし、逆に自分のことも話しやすくなるでしょう。
一緒に楽しみながら素直な自分を見せてくれる人は、誰も嫌いになりません。
自分の素の部分を見せることを恐れたり、怖がったりしないで、自分の本当の姿をきちんと認めて伝えましょう。
相手にとっても、正直に打ち明けてくれたことは嬉しいはずですし、自分も相手に素の自分を受け入れてもらえたら嬉しいですし、二人の絆も深まっていくでしょう。