婚姻届はいつ提出するのが適切か悩んでいる方も多いでしょう。
式前、当日、あるいは終わった後に提出するかどうか。
しかし実際には、婚姻届の提出は1年365日、24時間いつでも可能です。しかし、このように幅広く選択肢があるため、逆にどのタイミングで提出するべきか迷ってしまうこともあるかもしれません。
近年、多くのカップルが、結婚式の前に婚姻届を提出するというパターンを選ぶようになりました。
この傾向は、新居の問題に関連していると言えます。もし結婚式前に新居へ引っ越す予定がある場合は、引っ越しと同時に婚姻届も提出するケースが増えています。
この場合、転入届を提出する際に一緒に婚姻届も出すことができるため、銀行口座やクレジットカード、運転免許などの住所変更や氏名変更手続きも一度に済ませることができるため、手間を省くことができます。
一方、引っ越しはしたものの、婚姻届提出を結婚式当日から半年後に行う場合、住所変更手続きを行った後、婚姻届を提出し、その後に氏名変更手続きを行わなければなりません。そのため、手続きが面倒に感じるかもしれません。
結婚式前に同居して、婚姻届を提出するのは合理的な方法だと思いますが、両親から反対される場合もあります。
親からは、結婚式前に同居や入籍をすることに抵抗があるという意見が聞かれます。
そうした場合、両親の気持ちを理解し、結婚式当日やその後に婚姻届を提出することも、またひとつの親孝行だと思います。
また、海外ウェディングをする場合、リーガルウェディングをしない場合は、事前に婚姻届を提出する必要があります。
入籍後の戸籍謄本や婚姻届受理証明書の提出が必要なため、早めの婚姻届提出がお勧めです。
詳しくは、海外ウェディングを手配している会社に問い合わせてみてください。
■結婚式当日に婚姻届を提出したい
婚姻届を当日提出することができます。役所が休みであっても、土・日曜日や祝日でも、窓口が開いていない時間帯でも、婚姻届は受け付けてくれます。つまり、結婚式前に役所で申請し、当日には届け出ることができます。
もし、結婚式当日には役所に行く時間がない場合は、代理人に委託して提出することも可能です。
ただし、婚姻届が正確に記載され、必要書類が完備されていなければ、受理されません。したがって、入籍を結婚式当日に済ませたいという場合は、婚姻届の記載や必要書類を慎重にチェックすることが重要です。
夜間受付に婚姻届を提出する場合、窓口で手続きを行うことはできず、婚姻届が預かられるだけです。
そのため、手続きは窓口が開いている時間に行わなければなりません。入籍日と提出日が同じ日になるためには、順調に事が進む必要があります。
もし、何か問題が発生している場合は、入籍日が変更される可能性がありますので注意してください。
書類を持参し、担当者に確認してもらうことで、問題があるかどうかを確認できます。
結婚式当日に提出する場合は、事前に申請し、必要書類を完備させることが大事です。
■婚姻届を結婚式の後に提出する
というのは、今ではお父さんお母さん世代のやり方だと言われています。
これは、結婚式が無事に終わり、新生活に向けて落ち着いた頃に、ふたりで婚姻届を提出するということです。
この方法は、新しい人生をスタートするための新たな決意を固める上でも、なかなか良い方法なのではないでしょうか。
もし、結婚式の準備をしていく中で「本当にこの人と結婚して良いのかな?」と、マリッジブルーに陥ってしまった場合には、結婚式後に婚姻届を提出する方が良いでしょう。
というのも、婚姻届を提出していなければ、まだ引き返すこともできますからね(ただし、これはあくまでも冗談でお願いします!)。
ここ最近では、ふたりの大切な記念日に結婚届を提出するという人が目立っています。特に、お付き合いを始めた日がその記念日ということが多く、その日を覚えていることに感心してしまいますね(笑)。
例えば、結婚式を挙げる前に入籍したいけれど、親に反対された場合には、「ふたりの大切な記念日に入籍したい」と説得するのが有効な手段かもしれません。
また、「結婚式」と「婚姻届の提出日」という別々の日がある場合、どちらを結婚記念日にするべきかという疑問を持つ人もいますが、どちらでも構いません。
ふたりが特別な日と感じる日を結婚記念日に決めることができます。記念日を重要視するふたりであれば、ふたつの結婚記念日があっても良いと思います。
婚姻届の提出日は、入籍した日という意味で大切な日でもあります。気になる人は気になってしまうものですが、親とも相談して、納得できる日に提出することが重要です。
■番外編 婚姻届提出と同時に海外旅行へ行く場合
お二人が結婚式と同時に婚姻届を提出し、翌日や翌々日にすぐに海外新婚旅行に出発する場合、パスポートの名前が変わった場合はパスポートも変更しなければなりませんが、忙しくてその暇がありません。
このようなケースでは、とりあえず旧姓のままで出発しても大丈夫です。帰国後、速やかにパスポートの名前変更手続きを行いましょう。ただし、注意点があります。パスポートの名前と航空券の名前が合致していることが非常に重要です。
両方の名前が異なっていると、飛行機に乗れない可能性があるので注意してください。航空券を申し込む際には、一旦旧姓で申し込むことをおすすめします。以上が、婚姻届提出と同時に海外旅行に行く場合の注意点です。
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