「高齢妊娠」という言葉が目につくことが増えてきましたが、この実態について、皆さんはどのようにお考えでしょうか
厳密な定義はありませんが、一般的に、妊娠・出産が35歳以上とされています。
この年齢に達すると、妊娠率が低下するため、不妊に陥る方も多いのが現実です。
では、なぜ年齢が上がるほど、妊娠しにくくなるのでしょうか?
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統計的に見ても、高齢での妊娠は、低確率であり、二人目以降の妊娠では尚更低くなると言われています
しかも、高齢出産にともなうリスクも大きく、死亡率が妊娠適齢期の場合に比べて10倍以上になるという報告もあります。
もちろん、高齢での妊娠や出産に至る人もいますが、その前に危険な状況を乗り越えてきたことを忘れてはなりません。
高齢妊娠を望む方も少なくありませんが、妊娠を目的とする妊活の成功が出産に結びついたとしても、その後の子育ては長期にわたります。
子育ては決して簡単ではなく、体力も気力も必要とされます。それに普段の生活との両立も求められます。この点を踏まえると、高齢妊娠には、十分な覚悟が求められることがわかります。
高齢になればなるほど、妊娠時のリスクについては心配が必要です。
流産のリスクは誰にでもあり、一般的に10%~15%とされています。
若いお母さんでも流産に関するリスクは存在しますが、年齢が上がるにつれてより高いリスクを負うことになります。
たとえば、20代では流産の可能性は10%弱ですが、40代後半になると70%~80%にもなります。
このように、年齢が上がるとともに卵子も老化し、妊娠しにくい状況に陥ることがあります。
高齢で妊娠できた場合でも、流産のリスクを考えなければなりません。
40代の芸能人が次々と妊娠や出産を果たしているのを見て、「自分も簡単に妊娠、出産できるだろう」と思うこともあるかもしれませんが、それは誤解です。
妊娠や出産は必ずしも誰でも成功するわけではなく、成功したとしても婦人科系疾患の内科的合併症や妊娠高血圧症などの妊娠合併症、早産、先天的な異常を持つ赤ちゃんのリスクがあります。
ですから、このようなリスクに対処するためには、できる限り早いうちに妊娠の可能性を検討する必要があります。
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妊娠中に起こる合併症の中でも、気を付ける必要があるのが「妊娠高血圧症」です
具体的には、妊娠中に高血圧が出現したり、蛋白尿が検出される場合を指します。
妊娠高血圧症は、切迫流産や胎盤機能低下による胎児の発育不全の原因になるだけでなく、重症化すると「子癇」という状態になり、けいれん発作が起こり、母体や胎児の死亡につながることもあります。
特に、35歳以上の高齢妊娠では妊娠高血圧症が発生しやすい傾向があり、20代と比較すると1.8倍程度にも増加すると言われています。
また、妊娠糖尿病も高齢妊娠においてはリスクが高いです。さらに、最近では先天異常児が増加しており、これは高齢出産によって引き起こされる可能性があります。
その中でも多いのが染色体異常児(ダウン症など)であり、卵子の加齢によって頻度が高くなる傾向があります。
なお、25歳で1000分の1、40歳では100の1になるダウン症の確率を見ても、高齢妊娠には多くのリスクが存在していることがわかります。このようなリスクを抱えているため、妊娠中の女性はできるだけ早期の行動を心がけ、大事な自分自身と生まれてくる赤ちゃんを保護する必要があるのです。
20代というと、とても多忙な時期だと思います
身も20代の頃は、朝早くから深夜まで仕事に追われ、そのような状況が当たり前でした。
当時は、まだブラック企業という用語が一般的ではありませんでした。休日も友人とスケジュールを調整し、一日中外出するような日々でした。
それからあっという間に30代に突入し、結婚や出産を考え始める方々が多くなりました。
特に女性は、40代の有名な歌手や女優が妊娠・出産ニュースで取り上げられることがあるため、「30代ならまだ間に合うかもしれない」と思うようになる人もいるようですが、それは正しくありません。
一般的には、出産にはタイムリミットが存在し、体力・体力面でも限られた時間しかありません。
また、医学の進歩により、高齢出産でも危険は避けられるというような危険な思い込みをしてしまうこともあるかもしれません。
しかし、女性の身体は、社会の変化と同じように急速に進化していくわけではありません。
さらに、女性の体内の卵子は、歳を重ねるにつれ徐々に寿命が尽きていきます。生まれた時から一生分の卵子があり、これを使い切った時が閉経になります。
以上のように、女性の社会進出は近年目覚ましいものがありますが、その進化に対して人間の身体は、同じスピードで進化するわけではないため、若い時期に妊娠することが望ましいとされます。
卵子の老化に関しても、新しい卵子が毎月生まれるわけではないことが誤解されている場合があります。女性の体内には、生まれた時から一生分の卵子がすでにできており、これを原子卵胞と呼びます。これを使い切った時に閉経が訪れるのです。
50歳になっても多数の卵子を持っている人もいれば、20代で卵子が枯渇してしまう人もいます。
卵巣の数は人によって異なるため、芸能人が40代で自然妊娠したからと言って、40代で妊娠できるとは限りません。
また、もうひとつの問題として、卵巣年齢を考慮する必要があります。卵巣年齢とは、生理年齢よりも卵胞の寿命が早まってしまう問題のことを指します。
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